小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

小さな小鳥さんへ#18

小さな小鳥さんへ

 

この世に

永遠に愛することができる

そんな存在はあるのでしょうか

 

美しい花もいつかは枯れてゆくのです

地位や名声もいつかは廃れてゆくのです

 

例えば

 

あなたに永遠に愛することができる誰かがいるとするならば

それはどうしてなのでしょうか

 

私は思うのです

 

血の繋がりもなく

美しさもなくなり

地位や名声も無くなったとしても

あなたの心が変わらず

その存在を永遠に愛することができるのは

 

その存在が

生きる力に満ち溢れ

あなたへの愛に満ち溢れ

あなたと向き合い

語り合い

時に支え、時に支えられ

あなたにとって共に生きていける存在だからではないでしょうか

 

あなたを惹きつけてやまない

永遠の輝きを持っている存在だからなのではないでしょうか