小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

その澄んだ空を君と飛ぶ #10

叶えたい願望があって
毎日
毎日
お願いしていた

 

それでも願いは届かなくて
どうしたらいいか分からなくて

 

君とたくさんお話ししたね

 

そしてふと気づいたんだ

 

今ある幸せに充分な感謝をしていただろうか

 

今ある幸せを
当たり前のことと思って
見過ごしていなかっただろうか

 

お願いばかりで
たくさんたくさん恵まれていたのに

ありがとうって心から感じていなかった

 

だからこれからは

君と一緒に飛ぶ空が

こんなに美しいんだって
感謝して
感謝して

生きてみようと思うんだ

その澄んだ空を君と飛ぶ #9

いつ頃からか
当たり前と思っていた日常が

 

本当はとても素晴らしく
感動に満ち溢れているものだと感じられた

 

そう感じることが出来るまでに
何十年費やしただろう

 

くすんで見えていた世界が

 

今は

 

輝いて見える

 

ああ

 

これもきっと
君に出会えたからなんだろう

 

その澄んだ空を君と飛ぶ #8

自分が望む人生を歩むには

 

「努力」と「忍耐」が必要

 

ここで言う努力とは
自分がこうなりたいと望む時、それは必ず叶うと信じることを怠らないこと

 

ここで言う忍耐とは
望んだことがなかなか叶わない時、自分には望みを叶える力はないのかと絶望することもあるが、諦めず、今一度気持ちを立て直し前を向いて歩くこと

その澄んだ空を君と飛ぶ #7

なりたかったのはこんな自分じゃない

 

欲しかったのはこんな現実じゃない

 

そういって嘆く私に「いつも不満ばかり言っている」と君は言う

 

君の言うその不満というのは
誰かが悪い
社会が悪い

そういうことじゃない

 

君の言うその不満というのは
私が私を責めているということ

 

私が自分の思っているような
自分の抱いているような
理想の自分自身になれていないと苛立ち怒りを感じ
自分の理想の人生を歩めない自分を
許せなくて

 

こんな自分なんて許せないと
こんな自分になりたいなんて望んでいないと

不満を言っている

そういうこと

 

君に言われて確かにそうだと気が付いた

 

自分自身を責めていた

 

自分が自分を責めていては
なりたい自分になることはできない

 

今は今の自分でいい

急がなくていい

 

今はこれでいいんだと認めてあげて

少しでもいいから
今、目の前にある幸せに感謝すること

 

この日私は

焦らず
諦めず
信じて

生きていくんだと

自分に言い聞かせた

その澄んだ空を君と飛ぶ #6

あまりにも普通すぎて
あまりにも当たり前すぎて

 

幸せだってことに気づくことができなかったりする

 

あまりにも恵まれすぎていて
そのことに気づけないことだってある

 

でもそれが
何らかのきっかけで
当たり前のことじゃないんだって気づいた時

 

ああ
自分は恵まれていたんだなって
全てに愛されている存在だったんだなって

 

そう、思えて
感謝をする気持ちが生まれ
人生が大きく動き出すんだ

その澄んだ空を君と飛ぶ #5

人生は常に「今」の連続

 

今、今、今、今が続いている

 

そして今に分岐点があるのだ

 

未来はない
今しかない

 

今、この分岐点で不満を感じていれば
行き先は不満を感じる人生ルートへ

 

今、この分岐点で幸せを感じていれば
行き先は幸せを感じる人生ルートへ

 

人生には今しかなく

常に今が分岐点

 

たった今、平穏なのに
たった今、お腹いっぱい食べられているのに
たった今、自由に好きなことをして生きているのに

 

あるかないか分からない未来を想像して不安になり愚痴を言い
感謝を忘れていませんか?

 

今、幸せを見つけてそれを十分味わって感じること

 

それがきっと
幸せな人生ルートへの道標

その澄んだ空を君と飛ぶ #4

たった一つ

 

周りの言葉を信じず
不幸になるという言葉も信じず

 

可能性を信じ
自分を信じて進んだ道があるとするならば

 

それは

 

君と

この澄んだ空を飛ぶと決めたこと

 

苦労もあった
諦めようと思ったこともあった

信頼が崩れたこともあった

 

だけど

 

ただただ可能性を信じて進んだ
その道の先にあったのは

 

君の笑顔と

君をみて笑顔になる人々の存在

 

私があの時選んで進んできた道は

決して間違っていたなんてことはなく
不幸になる道ではなかったということ

 

今ではそう思える

 

過去の自分に伝えらえる言葉があるのならこう言うだろう

 

大丈夫
自分が信じたその道を進んでごらんと