小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

その澄んだ空を君と飛ぶ #3

それは誰だって

周りにおすすめされた道を行く方が楽だろう

 

その声が大きければ大きいほどに

 

それは誰だって

自分が信じる道を行く方が不安になるだろう

 

周りがその道を否定すればするほどに

 

私は自分の信じる道を進まなかった
いや、怖くて進めなかたんだ


けれど、君は自分の信じる道をいくんだね

 

そんな君を応援したい
その道が思ったものと違っていたなら

ただまた別の道を探せばいい

 

可能性は無限大なのだから

 

そう、君自信が願望を抱き続けるのなら

その澄んだ空を君と飛ぶ #2

まだ色のない君の描いた絵を

とても素敵だと思った

 

何となくその絵に色をつけたら楽しいと思った

 

だから一緒に描きたいと思ったんだ

 

こんな風にしたら素敵だとか

あんな風にしてみたいとか

 

君と一緒に選んだその色を

君の描いたその絵に色鉛筆で色を入れていく

 

でも

 

思うように出来なくて
自分の理想通りにできなくて

色鉛筆じゃ上手に出来ない、もう無理だって嘆く私に君は言う

 

私は色鉛筆の可能性を信じていると

 

そして君は私が上手に出来なかったその色を

うまく美しく表現していったんだ

 

君に勇気づけられ
私も気持ちを立て直し
その絵に色を入れていく

 

それは3枚の異なる絵

 

その絵を並べると現れるのは

 

澄んだ空を飛ぶ2羽のツバメ

そしてその周りを飛び交うのは
美しい色とりどりの花々

 

とても美しく描かれた君の絵に

私の心は魅了される

 

二人で完成させた3枚の絵

二人で完成させた一つの作品

 

こうやって人生も二人で作っていけたなら

こうやって人生も二人で作っていけることが

 

私の幸せ

幸福の花

その澄んだ空を君と飛ぶ #1

初めて出会った君は驚くほど小さくて

 

その小さな小さな体の中で動く鼓動が

私をとてつもなく感動させた

 

そんな風に感じるなんて

全く思っていなかったけれど

 

君の訪れは予想外で驚いたけど

 

でも

 

今ここで感じるのは

 

君は確かに幸せの花

 

私が求める一輪の

幸せの花のある場所を

 

教えてくれる存在なのだ

 

 

小さな小鳥さんへ#61

おわりに

 

私の思いを伝えます

たくさんの思いを伝えます

 

けれどもこれは

ほんの一部で・・・・

ほんの一部にすぎなくて・・・・

 

私の道はまだ続くから・・・・

 

私はこれからも

悩み

考え

答えを探し

生きるのでしょう

 

私の生きる役目が終わるその瞬間まで

そうやって

生き続けるのでしょう

小さな小鳥さんへ#60

小さな小鳥さんへ

 

昔、私は傷を負いました

愛する人に裏切られたと思い傷を負いました

 

これ以上傷つきたくなくて怖くなって

独りで生きる道を選ぼうと思いました

楽しいことも、幸せもなくなるけど傷つくこともなくなるから・・・・

 

けれども私は思いました

本当に私は傷を負っているのだろうかと

本当に愛する人に傷つけられたのかと

私を傷つけたのは本当は弱い自分自身ではないのかと

 

人は他の誰かを傷つけることはできなくて・・・・

傷つけることができるとするならば

それは自分自身の心なのかもしれません

 

小さな小鳥さん

 

昔、私は全てを捨てて逃げようと思いました

私を傷つける全ての存在から逃げようと思いました

そうすることで、もう傷つくことはないのだと

安心できると思っていました

 

けれども私は思いました

本当は私は誰から逃げたかったのかと

その誰かから逃げたら本当に安心できるのかと

その誰かから逃げたならもう二度と傷つくことはないのかと

 

私を傷つけているのは弱い自分自身で・・・・

自分自身から逃げることなどできないとしたならば

逃げることほど無意味なことはないのでしょう

 

あなたの語った言葉’’一番大切なのは自分だから・・・・’’

 

このまま怖くて逃げる道を選ぶならば

私は私自身を好きになれなくて

きっと私はまた私を傷つけることになるのでしょう

傷つきたくなくて、逃げること

傷ついていないようで、本当は傷を負ってしまっているのだろうと思ったから

 

横道にそれても、逃げたくなっても、逃げずに生きていくこと

それが自分を大切にすることなのだろうと思ったから

だから私は逃げずに歩こうと思います

小さな小鳥さんへ#59

小さな小鳥さんへ

 

私の心の中には

たくさんの思いが飛びかっていて・・・・

 

黒色・灰色・赤色・青色・・・・

たくさんの色の思いが飛びかっていて

 

飛びかっている思いを捕まえてみては

これが私の真実なの?と悩んでみたり、嘆いてみたり

また別の思いを捕まえてみては

いや、きっとこれが私の真実なんだと

自分に言い聞かせて強がってみたり

 

たくさんの色が飛び交うなかで

そればかり目で追って

その中で真実の自分の思いを必死で捕まえようとしていたけれど

結局どれが真実だなんて分からなくなって

混乱して嫌になって全て投げだしたくなって

 

そんな時ふと振り返ったら

遠くで小さく白く輝いているものを見つけて

近寄って手に取ってみたら

暖かくって幸せな気持ちになりました

 

人が不幸になることを前提として生きていなくて

幸せになることを前提として生きているのならば

本当は誰しもが心が満たされて幸せになることを望んで生きているとするならば

 

きっと真実の自分の思いを手に取ったときには、幸せを感じるものなのでしょう

幸せを感じる思いを手に取ったとき

その思いが自分の真実だったんだと気付くのかもしれない

そう思いました

 

小さな小鳥さんへ#58

小さな小鳥さんへ

 

あなたの思いを聴いて

私の心が感じた事を言葉にしてみました

 

この人の傍にいたい

この人と一緒にいたい

 

気持ちが変わらず

そう思える誰かがいるとしたならば

それは一体どんな人なのでしょうか

 

いつも何かを恐れていて

いつも何かから逃げてしまう

自分自身に嘘をついて

嘘の自分をこれこそ本当の自分だとそう思っている

そうやって生きている

 

きっとその誰かの傍には永遠にはいられなくて

いつか心が離れてしまうのかもしれません

 

迷っても

苦しんでも

怖くても

逃げたくても

いつも自分の本当を探して見つめて

本当の自分で生きようとしている

 

なぜかそんな人の傍にはいたくなって

一緒にたくさん語ってみたくなって

語ることでまた自分の真実を見つけることができて

 

だからまた傍にいたくなって・・・・

一緒にいたくて・・・・