小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

小さな小鳥さんへ#59

小さな小鳥さんへ

 

私の心の中には

たくさんの思いが飛びかっていて・・・・

 

黒色・灰色・赤色・青色・・・・

たくさんの色の思いが飛びかっていて

 

飛びかっている思いを捕まえてみては

これが私の真実なの?と悩んでみたり、嘆いてみたり

また別の思いを捕まえてみては

いや、きっとこれが私の真実なんだと

自分に言い聞かせて強がってみたり

 

たくさんの色が飛び交うなかで

そればかり目で追って

その中で真実の自分の思いを必死で捕まえようとしていたけれど

結局どれが真実だなんて分からなくなって

混乱して嫌になって全て投げだしたくなって

 

そんな時ふと振り返ったら

遠くで小さく白く輝いているものを見つけて

近寄って手に取ってみたら

暖かくって幸せな気持ちになりました

 

人が不幸になることを前提として生きていなくて

幸せになることを前提として生きているのならば

本当は誰しもが心が満たされて幸せになることを望んで生きているとするならば

 

きっと真実の自分の思いを手に取ったときには、幸せを感じるものなのでしょう

幸せを感じる思いを手に取ったとき

その思いが自分の真実だったんだと気付くのかもしれない

そう思いました