小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

その澄んだ空を君と飛ぶ #2

まだ色のない君の描いた絵を

とても素敵だと思った

 

何となくその絵に色をつけたら楽しいと思った

 

だから一緒に描きたいと思ったんだ

 

こんな風にしたら素敵だとか

あんな風にしてみたいとか

 

君と一緒に選んだその色を

君の描いたその絵に色鉛筆で色を入れていく

 

でも

 

思うように出来なくて
自分の理想通りにできなくて

色鉛筆じゃ上手に出来ない、もう無理だって嘆く私に君は言う

 

私は色鉛筆の可能性を信じていると

 

そして君は私が上手に出来なかったその色を

うまく美しく表現していったんだ

 

君に勇気づけられ
私も気持ちを立て直し
その絵に色を入れていく

 

それは3枚の異なる絵

 

その絵を並べると現れるのは

 

澄んだ空を飛ぶ2羽のツバメ

そしてその周りを飛び交うのは
美しい色とりどりの花々

 

とても美しく描かれた君の絵に

私の心は魅了される

 

二人で完成させた3枚の絵

二人で完成させた一つの作品

 

こうやって人生も二人で作っていけたなら

こうやって人生も二人で作っていけることが

 

私の幸せ

幸福の花