小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

小さな小鳥さんへ#38

小さな小鳥さんへ

私はあの日言いました
''この世界はあきらめの色が多すぎて・・・・''

''誰も本当の幸せなど考えない''と

けれどもあなたと語り、本当にそうなのか考え
そして私はこう思いました

この世界はたしかにあきらめの色が多いけれど
でも、この世界にはあきらめず
自分にとっての本当の幸せは何かを考え
それに向かって生きようとする人が増えているのではないのかと

それは生きてきた時間に関係なくて

 

性別に関係なくて

自分の生きてきた道を振り返り
今の自分の姿を、自分が抱く幸せの姿と照らし合わせ
自分の幸せはここにはないと思い
だから別の道を進む決意を固める
そんな人が増えているのではないのかと

たとえそれが長年同じ道を歩いた者と別れる結果になっても

その結果一人になったとしても

自分の気持ちに嘘はつけなくて
自分にとっての本当の幸せをあきらめることができなくて

前向きに本当の幸せを求めて一歩を踏み出す
そんな人が増えているのだと
今はそう思うのです