小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

小さな小鳥さんへ#19

小さな小鳥さんへ

 

あなたは私の宝です

二度と巡り会えない宝です

 

けれども愛するあなたに出来ること

それはもうないのです

 

私がどんなにあなたに対して

ともに生きようと

ともに悩み、考えて、笑い

本当の幸せは何か見つけようと

手を差し出したとしても

 

あなたがその手を掴むのが怖いと怯えるならば

私が愛するあなたにできること

それはもうないのです

 

小さな小鳥さん

 

私の心の奥にしまっていた思いです

心が壊れてしまうのが怖くて、しまっていた思いです

 

この思いはもうなくなったと、どこかに行ってしまったんだと

私は自分自身に言い聞かせてきました

 

けれども、私は私自身を裏切ることが出来なかった

本当の私の心を裏切ることが出来なかった

 

そして、心の底の本当の私の思いを探したのです

今、小さな箱の鍵をあけ、この思いを送ります

 

私の涙とともに