小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

小さな小鳥さんへ#20

小さな小鳥さんへ

 

私達は「夢」について語りました

あなたは自分の「夢」について語ってくれました

 

「夢」を持つこと

それは素敵なことなのです

 

逆に「夢」を持たないこと

それは悲しいことなのです

 

「夢」は「夢」だからこそ綺麗なのかも知れない

そうあなたは言いました

「夢」は「夢」だからこそ綺麗なものだとするならば

あなたはその「夢」を生涯「夢」として大事にとっておくのでしょうか

 

私は思うのです

 

「夢」は叶えるためにあるのだと

 

あなたがその「夢」を叶え

その「夢」があなたにとって綺麗なものでなかったならば

その時はまた別の「夢」を持てばいいのだと

 

私は思うのです

 

あながたその「夢」を叶え

その「夢」があなたにとって綺麗なものであったとしても

あなたはまた更に新たな「夢」を持ち

希望を持ち、生きてゆくのだと

 

小さな小鳥さん

 

夢は大きなものでなくて良いのです

豪華なものでなくて良いのです

あなたにあった形で叶えてゆけば良いのです

 

私たちは旅立ちのその瞬間まで

「夢」を叶える力を持っている

 

そう、あながた諦めさえしなければ…