小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

小さな小鳥さんへ#3

小さな小鳥さんへ

 

新しい命について

あなたと一緒に考えました

 

新しい命をこの世界に生み出すのは誰が決めるのかと

 

自分を振り返り
私は思いました

 

私に心をくれたのは私の女神様

私に体をくれたのは私の両親

では、生まれてくるのは誰が決めるの?

 

生まれたいと願ったわけではない

生まれなければ良かった

親が勝手に私を産み

私は辛い人生を生きなければならなくなった

 

辛いことがあるたびに、私はそう思って嘆き悲しんでいました

 

でも、今、思いました

 

私は生まれる前に、私の女神様とお話して

 

「あなたの道は楽しいこともある、けれど、大きな苦しみもたくさんある道

それでもあなたは生まれてみたい?」

 

そう聞かれたような気がします

 

そして私はこう答えました

 

「それでも生まれてみたい、生きてみたいんだ」と…

 

私は自分で生まれたいと願い

苦しい道を乗り越え

乗り越えられた喜びに産声をあげ

この世界に飛び出したのだと

 

今はそう思っているのです