小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

小さな小鳥さんへ#48

小さな小鳥さんへ

 

彼女が泣いているのです

深く暗い闇の中で

彼女が泣いているのです

過去の私が泣いているのです

 

彼女が泣くから

私はあの闇の世界で共に生きるしかない

そう思っていました

 

けれども今の私は

彼女がたとえ泣いていたとしても

あの闇の世界で共に生きることはできないのです

 

小さな小鳥さん

 

今日

 

私の可愛い天使達が

私に綺麗な瞳で語りかけ

純粋で透き通ったその瞳で私を慰め

私の悲しみを消してくれました

 

そしてその瞳は

私に光輝くこの世界で

生きることの喜びを思い出させてくれました

 

私の求めるあの花を

あきらめないで探す勇気を与えてくれました

 

その瞳を見ていたら

私はあの闇の世界で生きていくことが

彼女の悲しみを背負って生きていくことが

できなかったのです

 

小さな小鳥さん

 

私の可愛い天使達

 

この世界には

こんなに綺麗で純粋で透き通る瞳をもって

生きている存在があるのですね

 

この世界には

こんなに私を愛してやまない

存在があるのですね

 

私の可愛い天使達

 

ありがとう・・・・

 

私はあなた達と幸せに生きていきたい