小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

小さな小鳥さんへ#30

小さな小鳥さんへ

あなたはあなたの周りの誰かが
幸せになることを望みますか?

彼は言いました
''望まない''と

''世界で幸せになれる人は限られている
誰かが幸せになれば、誰かが不幸になる
だから幸せは力ずくでも勝ち取らなければいけない''と

そう一生懸命語る彼をみて
私は微笑ましく思えました

私は言いました
''望む''と

''自分の周りの誰かが本当の意味で幸せになれば
その姿をみた誰かは、本当の幸せはあきらめずに探せば見つかるんだと
希望を持ち、一生懸命探し、幸せを見つけ
そして、その誰かの姿をみて、また別の誰かが本当の幸せを探し
そしてまた幸せを見つけ幸せはどんどん広がるのでしょう
そしてその幸せは私にもやってくる''と

この世界には色々な考えの人がいて
ちょっとした時を共有しただけでも
その人の思いや考えを知ることができる

大切な時間
大切な出会い

そう思います