小さな小鳥さんへ

人生に迷っていた17年前に書いた詩そして新しい人生を歩み始めて17年後に書いた詩

小さな小鳥さんへ#31

小さな小鳥さんへ

同じ戦場で戦う仲間とは
心が通じ合わないと
本当の意味で共には戦えないのでしょう

同じ戦場で戦っていたとしても
心が通じ合っていないと
そこは殺伐としていて、冷たい風が流れていて・・・・

仲間に、ああしろ、こうしろ、こうするべきだと
自分の気持ちを押し付けていては
正しいことを訴えていたとしても
それは仲間の心には届かない
逆に反感をかってしまうだけ

あいつは全く動けやしないと思っていては
不満の気持ちしかそこにはなくて
自分ばかりが・・・・という気持ちしか持てなくなる

どうすれば本当の意味で共に戦えるのか
どうしたら心が通じ合い
やり遂げたという思いで戦えるのか

私は思うのです


自分の思いを押し付けるのではなくて語ってみる
相手に伝えたいという気持ちで語ってみる
同じ内容を伝えていても
きっと心が違うだけで
仲間の受け取り方は全く違うはず

相手が十分に動けないのであれば
自分が動き、相手の動きを助けてあげる
相手も自分が動けないとき、助けてくれるようになる
そんな気持ちで一緒に戦う


そうしたら
本当の意味でその仲間とは
同じ戦場で、共に協力して戦えるのでしょう
そして最後にやり遂げたという気持ちになれるのでしょう

そして一生懸命戦った仲間には
ねぎらいの言葉を送りたい

''ありがとう''と…